Googleマップの怖い場所・怖い座標を検証――ストリートビューに映った怪異は本物?

Googleマップの怖い場所と怪異座標をテーマにした、夜の街並みと地図のイメージ画像 令和の都市伝説

誰もいない深夜の路地。止まったままの車。シャッターの下りた商店。
GoogleマップのStreet View(ストリートビュー)で、知らない街をあてもなく歩いていると、ときどき「それ」に出くわすことがあります。

橋の下の暗がりから、こちらをのぞく白い顔。
黄緑色の照明に満たされた、どこまでも続く無人の部屋。
夜道にずらりと並ぶ、顔の見えない白い行列。

ネットではこうした場所が「怖い座標」と呼ばれ、数字の羅列とともにひそかに受け渡されてきました。
座標さえ分かれば、誰でも同じ場所へたどり着ける。――そこが、ふつうの怪談とは決定的に違うところです。

まずは、「怖い座標」として広まった代表的な例から。
Googleマップ怪談がどのように生まれ、どう共有されていったのかを、実際に地図を開きながらたどっていきましょう。

※この記事で紹介しているStreet Viewの画像は、執筆時(2026年)に確認したものです。Street Viewは更新されるため、今後、表示が変わる場合があります。

「怖い座標」はどう広がった?――代表例からたどるGoogleマップ怪談

✓ 座標つきの怪異は誰でも同じ場所を確かめられる

✓ Street View以前から“変なもの探し”は楽しまれていた

✓ 確認できること自体が怪談の拡散を後押しした

日本地図を表示した地図アプリ風の大画面で、複数の「怖い座標」や不気味な場所の写真を比較しながら調査している、青い光の研究デスク風イメージ画像

橋の下にピエロ?――「ペニーワイズ」と呼ばれた怖い座標

2021年の夏。Google Earthのある画像が、ネットをざわつかせました。
橋の下の暗がりから、白い顔のようなものがじっとこちらをのぞいていたのです。

場所は、アメリカ・ニューヨーク州イサカ。「Cayuga Waterfront Trail」付近の橋の下です。
座標は「42°26’35.24″N 76°30’49.09″W」(十進数では「42.443122, -76.513636」)。

視点を橋の下へ滑り込ませると、闇の奥にぽっかりと浮かぶ白い顔。
その姿が、スティーヴン・キングの『IT』で排水溝の暗がりから少年に話しかけるあのピエロ――「ペニーワイズ」にそっくりだとして、一気に注目を集めました。

火をつけたのは、Google Earth上の奇妙な場所を紹介するTikTokアカウント「Hidden on Google Earth」です。
2021年夏に投稿された動画は、報道によれば100万回以上再生されたといいます。

座標を打ち込めば、誰でもあの橋の下へ行ける。
「自分の目で確かめられる」ことが、この画像を「怖い座標」として世界中へ運んでいきました。

橋の下の暗がりに白い顔が浮かぶペニーワイズ怪談の再現イメージ
橋の下の白い顔の再現イメージ。実際の画像ではありません。当時の画像は、下のリンクボックスの報道記事で確認できます。
リンクボックス(2021年当時の画像)

2021年に話題になった「橋の下の白い顔」は、当時の報道記事で今も確認できます。

FM104の記事で見る indy100の記事で見る

※記事の更新や公開状況により、画像の見え方や掲載位置が変わる場合があります。

では、あの橋の下は今、どうなっているのでしょうか。
同じ座標を開いてみると、現在たどれるStreet Viewは2014年に撮影されたもの、ただひとつだけでした。

2014年の橋の下をStreet Viewでのぞいてみる

話題になった座標付近で、現在見られる2014年撮影のStreet Viewです。橋の下の暗がりまで見回せます。

2014年撮影のStreet View。今回確認できた範囲では、この画像に2021年当時話題になった白い顔は見当たりませんでした。

暗がりにどれだけ目を凝らしても、あの白い顔はどこにもいません。

2014年の画像には、いない。
けれど2021年に出回った画像には、確かに映っていた。

しかも、アメリカのラジオ局サイト「92.9 NIN」が2021年9月に伝えたところでは、当時もこの場所のStreet Viewは、2014年に撮影されたものしかなかったといいます。
そうだとすれば、あの白い顔は、今回開いたのと同じ2014年の画像のどこかに写っていたはずです。

撮影地点がわずかにずれているのか。見る角度の問題なのか。それとも――。

当時、画像を見た人たちからは「落書きでは?」「橋のボルトがそう見えただけ」「パレイドリア(後述)だろう」といった声も上がっていました。
けれど、“ペニーワイズ”がいつそこに現れ、なぜあんな姿に見えたのか――答えは今も出ていません。

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奈良に「The Backrooms」?――消えたと噂された不気味な360度画像

2022年3月。次の舞台は日本、奈良です。
県内のある座標が、Redditを中心にじわじわと話題になり始めました。

Google Earthでその地点を開くと、現れるのは黄緑色の照明に満たされた、誰もいない室内。
薄暗い空間が、どこまでも続いているように見えます。

その光景に、多くの人がある名前を思い浮かべました。
「The Backrooms」――現実の“裏側”に迷い込むと、無人の黄色い部屋が果てしなく続いているという、ネット発の創作ホラーです。

こうして、「奈良にThe Backroomsがある」という噂が広がっていきました。

座標の付近にあるのは、奈良市企業局の黒髪山配水池・黒髪山第2配水池。
上空から見下ろすと円形の施設があり、そのすぐそばに、問題の360度写真が紐づけられていました。

奈良のThe Backrooms風360度画像を参考にした再現イメージ
画像:The Backrooms風の室内全景・再現イメージ。実際の360度写真ではありません。

やがてネットには、「画像が消えた」「もう見られない」という声も流れ始めます。

本当に消えてしまったのでしょうか。

2026年9月、考察おおかみのオカルトアーカイブでも同じ座標を調べてみました。

大きくズームした状態では、内部へは入れません。
ところが、少しだけ表示を引いてみると――360度写真のポイントが、ふっと浮かび上がったのです。

そこから画像を開くと、The Backroomsを思わせるあの空間が広がっていました。

当時、画面をぐるりと見回しても、人影や怪物らしきものは見当たりませんでした。
けれど視点を上下に振ると、天井や照明が一点へ吸い込まれるように、ぐにゃりと歪んでいく。
360度画像ならではの見え方ですが、その歪みがかえって、この空間の「出口のなさ」を際立たせていました。

ただし、Googleマップには利用者が投稿した360度写真も表示されます。
この画像が本当に黒髪山配水池の内部で撮られたものなのか、それとも別の場所の画像がこの座標に紐づけられているだけなのか――そこは確かめられていません。

少なくとも2026年9月の調査時点では、あの不気味な空間を実際に見ることができたのです。

ところが、その後の再調査で状況が変わりました。

【2026年10月16日・追記】

あらためて同じ場所を確認したところ、以前は見られた360度画像を開けなくなっていました。

9月の調査で保存していたパノラマIDからもアクセスを試みましたが、画像は表示されません。周辺のStreet Viewを開いても、映るのは木々に囲まれた道路でした。

画像そのものが削除されたのか、一時的に表示できなくなっているだけなのかは、現時点では分かっていません。

なお、2022年当時の画像は、海外サイト「Weird Google Earth」に残されたスクリーンショットで確認できます。

▶ 2022年当時の「奈良のThe Backrooms」画像を見る

考察おおかみのオカルトアーカイブでは、再びあの部屋に入ることができないか、引き続き調査していきます。

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Googleマップの「怖い座標」はどう生まれた?――ストリートビューで始まった“変なもの探し”

では、こうして座標を受け渡す文化は、いつ始まったのでしょうか。
その前史は、2005年までさかのぼります。

Google Mapsに衛星画像が加わると、ネットユーザーたちはさっそく、地図の中から奇妙なものや意外な場所を探す遊びを始めました。
同年4月には、Google公式ブログもそうした発見を取り上げ、画像を集めていた「Google Sightseeing」を紹介しています。

地球を空から眺め、何かを見つけて、誰かに見せる。
その遊びは、この時点ですでに始まっていたのです。

そして2007年5月29日、アメリカでStreet Viewが公開されます。
空からではなく、地上の目線で、見知らぬ街を歩けるようになったのです。

ニューヨークのStreet Viewに写ったとされる「E.T.のようなもの」の再現イメージ
「E.T.のようなもの」の再現イメージ。実際のStreet View画像ではありません。

公開から、わずか2日後の5月31日。
GIGAZINEは、ニューヨークのStreet Viewに「E.T.のようなもの」と、怪光線のような縦の光が映っていると紹介しました。
記事では、光の正体は金属製のポールではないかとも書かれています。
それでも人々は、公開直後からもう画面に目を凝らし、「これ、何が映ってる?」と言い合っていたわけです。

日本でStreet Viewが公開されたのは、2008年8月5日。
その当日、ギズモード・ジャパンは、2ちゃんねるのVIP板で早くも“変なもの探し”や場所当てクイズが始まっていたと伝えています。

新しい地図が公開された、その日のうちに。
もう「何か」を探し始める人たちがいたのです。

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「自分の目で確かめて」――Googleマップ怪談が“体験”になる理由

ふつうの怪談は、聞いて、怖がって、それで終わります。
けれどGoogleマップ怪談は違います。読み終えたあと、読者自身がその場所を開き、同じ景色の前に立てるのです。

2012年、週刊アスキーは「厚木街道のストリートビューには、映してはいけない場所がある」というデジタル都市伝説を紹介しました。
Street Viewを進んでいくと、ある地点で周囲が真っ暗になる――。
記事はその場所へのGoogleマップのリンクを置き、読者にこう呼びかけています。

「ご自分の目で確かめてみてください」

――週刊アスキー「あなたはこのデジタル都市伝説を知っていますか?」(2012年4月3日)

怪談の語り手が、聞き手に「現場へ行ってみろ」と促す。
しかも、それがクリックひとつでできてしまう。
Googleマップ怪談が“話”から“体験”に変わるのは、まさにこの瞬間です。

それから10年後の2022年。
奈良のThe Backrooms風360度画像がRedditで話題になると、コメント欄には「coords?(座標は?)」という書き込みが相次ぎました。
怖がるより先に、まず場所を知りたがる。

地図上の座標を示すイメージ画像
座標のイメージ画像。

やがて「34°42’03.5″N 135°49’16.6″E」という座標が共有されると、実際にその地点を開こうとする人たちが後に続きます。
同じスレッドには、たどり着いた人から「画像が消えた」「Street Viewを表示できない」という報告も寄せられていました。

見に行ける。けれど、行ってみたら、もうないかもしれない。
その不確かさまで含めて、Googleマップ怪談は“体験”になっていくのです。

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関連記事:AI画像から生まれた怪異「Loab(ローブ)」/場所にまつわる不思議を追った「下北沢タイムリープ」

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ストリートビューには何が映った?――日本・アジアで話題になった怪異を検証

✓ 一枚だけでは怪異でも前後を見ると印象が変わる

✓ 過去画像の比較で見えてくることが多い

✓ 土地の歴史や文化までたどれる例もある

ストリートビューに映る怪異を検証する日本・アジア編のイメージ

大阪「異界への入口」――突然、街が暗く歪んだ?

ここからは、日本やアジアで実際に話題になったStreet Viewの“怪異”を、ひとつずつ開いていきます。

最初の舞台は大阪です。
2015年、大阪のGoogle Street Viewに「異界への入口」のような場所があるとして、ネットがざわつきました。

ガソリンスタンドと自転車店のあいだ。
その先へ進んだ瞬間、景色が一変します。
周囲が急に薄暗くなり、建物も道路もぐにゃりと大きく歪み、画面には青白い光の粒のようなものまで浮かび上がるのです。

大阪の異界への入口と呼ばれた暗く歪む街並みの再現イメージ
大阪「異界への入口」の再現イメージ。実際のStreet View画像ではありません。

Jタウンネットによると、初出は2015年10月23日。2ちゃんねるのオカルト超常現象板に立ったスレッドでした。
タイトルは「ストリートビュー見てたら変なのが出てきた」。
その後ネットメディアにも取り上げられ、この場所は「異界への入口」として知られていきます。

今回、当時のねとらぼ記事に残されたStreet Viewへのリンクをたどってみると、問題の地点は「34.6546571, 135.5005571」付近でした。
さらに周辺の過去画像をさかのぼったところ、2015年3月に撮影された、暗く大きく歪んだパノラマの一部を、今も確認することができました。

2015年3月のStreet Viewをのぞいてみる

異界への入口」のようだと話題になった大阪の地点付近です。過去画像をたどると、2015年3月のStreet Viewを今も確認できます。

2015年3月撮影の過去Street View。画面全体が暗く沈み、周囲の景色も大きく歪んで見えます。

ただし、当時話題になった“異常な区間”を、そのまま再現できたわけではありません。
ねとらぼは2015年10月27日に「現在は見られなくなっている」と追記しています。
今回たどり着けたのは、当時の光景の一部と思われる“断片”です。

では、この歪みの正体は何だったのでしょうか。

手がかりになるのは、Street Viewの作り方です。
Googleによると、Street Viewは複数のカメラで撮った写真を「縫い合わせ」て、360度の画像を作っています。
画像処理やパノラマのつなぎ目で何かが起きた可能性は、十分に考えられます。
けれど、この大阪の地点について、Googleが原因を個別に説明した記録は確認できません。

一度は「見られなくなった」と報じられた、異界への入口。
10年以上がたった今も、過去のStreet Viewをさかのぼれば、その奇妙な光景の欠片を、自分の目で確かめることができます。

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台湾・基隆「百鬼夜行」――暗い街路に並ぶ白い集団の正体

2019年4月。海を越えた台湾・基隆市(キールンし)仁愛区(レンアイ区)のStreet Viewが、現地で話題になりました。

夜の道路に、白っぽい古装姿の人々がずらりと並んでいる。
顔は、はっきりと見えません。
ただ列をなして、暗い街路に白く浮かび上がっているのです。

台湾・基隆の百鬼夜行と呼ばれた白い集団の再現イメージ
台湾・基隆の「百鬼夜行」と呼ばれた白い集団の再現イメージ。実際のStreet View画像ではありません。
2018年8月の同地点をStreet Viewで見てみる

2019年に「百鬼夜行」のようだと話題になった地点付近を、2018年8月のStreet Viewで確認できます。

基隆市仁愛区・全聯福利中心(PX MART)前の道路付近。報道に残る「百鬼夜行」画像と同じ場所とみられます。

この2018年8月の画像に、白い集団の姿はありません。
今回たどれた過去画像からも、問題のパノラマそのものを呼び出すことはできませんでした。

きっかけは、王姓の利用者がFacebookグループ「爆怨公社」に投稿した、一枚のStreet View画像でした。
場所は仁二路181巷付近。
顔の見えない人々が夜道に並ぶその光景に、「あの世まで検索しちゃったの?」といった声が上がり、台湾のメディアもこの奇妙な“百鬼夜行”を取り上げました。

ところが、そこから少し先までStreet Viewを進めると、景色の意味が変わり始めます。
集団の中には、楽器を手にした人がいる。
青白く見えていた衣装には、大きく「樂」の文字。

2019年の鷄籠中元祭・放水燈遊行の様子

2019年の鷄籠中元祭・放水燈遊行の様子。話題になったStreet View画像そのものではありません。

画像:Makoto Lin / Office of the President, Republic of China (Taiwan) / Wikimedia Commons / CC BY 2.0

鏡週刊は、画像を前後にたどった結果として、この人々を行進中の管楽隊だと説明しています。
台湾のテレビ局・民視(FTV)も、これは基隆中元祭のパレード(踩街)で、参加者が清朝風の衣装を身にまとっていたのだと報じました。

台湾のニュースサイト・ETtodayによれば、この画像は2016年の基隆中元祭のときに撮影されたもので、報道の時点では、2017年に撮影された昼間の画像に差し替えられていたといいます。
実はGoogleは2017年4月、基隆中元祭を含む台湾の五大民俗行事を、Street Viewで公開しています。
夜道の“百鬼夜行”も、そうして祭りの夜を記録したパノラマの一枚だったのかもしれません。

一枚だけを切り取れば、「夜道に並ぶ謎の白い集団」。
けれど前後をたどれば、暗いStreet Viewの中で、祭りの行列が異様な姿に化けて見えていただけだった――。

と、話はここで終わりません。

鷄籠(基隆の旧称)中元祭の起源は、清の咸豊年間に起きた、漳州系と泉州系の住民の衝突(漳泉械闘)にさかのぼります。
台湾内政部の「臺灣宗教文化地圖」によると、この衝突の年には、咸豊元年(1851年)と咸豊3年(1853年)の2つの説があります。

1855年からは、姓氏ごとの団体が持ち回りで祭りを担うようになり、死者を弔い、地域の対立を和らげるための祭礼として受け継がれてきました。
台湾文化部文化資産局の資料は、このとき人々が「打破頭(頭を割る争い)」の代わりに「賽陣頭(行列の出し物を競う)」ことで対立を収めた、と伝えています。
Street Viewに写った夜の行列も、その流れをくむものだと考えられます。

旧暦7月の台湾では、「好兄弟」と呼ばれる、供養してくれる人のいない霊を迎えて弔う儀礼が行われます。
灯りを掲げて霊を迎え、海をさまよう霊のためには水燈を流す――そんな行事もあります。

夜道に並んでいた人たちは、幽霊ではありませんでした。
けれど、その人たちが歩いていたのは、本当に“霊を迎えるための祭り”だったのです。

Googleマップの怪異を追いかけていたはずが、気づけば、その土地に眠る歴史と民俗にたどり着いている。
この意外な着地もまた、Googleマップ怪談の醍醐味のひとつです。

出典・参考資料を見る
  • 鏡週刊(管楽隊の説明)
  • 民視 FTV(基隆中元祭の報道)
  • ETtoday(2019年の報道)
  • 台湾内政部「臺灣宗教文化地圖」
  • 台湾文化部文化資産局

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香港「木に浮かぶ顔」――過去のストリートビューが明かしたもの

2026年9月。香港・銅鑼湾(コーズウェイベイ)、摩頓台バスターミナルのすぐそばで、奇妙なものが見つかりました。

石壁から伸びる榕樹(ガジュマル)の根。
その絡み合った隙間から、目を閉じた人の顔のようなものが、静かにのぞいていたのです。

きっかけは、Threadsに投稿された一枚の現地写真でした。
複雑に伸びた木の根に、人の顔が埋もれている。
「妖怪が封印されているようだ」「樹精では?」――そんな声まで上がり、香港メディアも相次いでこの奇妙な“顔”を取り上げました。

ただし、この顔は自然にできた模様ではありません。
報道によれば、人の顔をかたどった“もの”だとされています。

では、それはいつから、木の中にいたのでしょうか。
その答えを握っていたのが、Google Street Viewの過去画像でした。

2016年12月のStreet View。のちに白い人面状のものが現れる木と、その周辺を近い角度から見ることができます。

※この節のStreet Viewは、端末や表示環境によって見え方が多少異なります。見えにくい場合は、画面を動かしたりズームしたりして確認してください。

2016年12月。木の根の間には、まだ何もありません。

ところが、約2年半後の2019年6月には、白い人面状のものが木の根の間に現れています。
香港01が掲載した過去画像でも、同じ変化を見ることができます。

2019年6月のStreet View。

今回、2019年6月のStreet Viewを実際に確認すると、白い人面状のものがはっきり見えます。
翌2020年の画像にも、その姿は残っていました。

2020年11月のStreet View。2019年6月に現れた人面状のものが、木の根に囲まれたまま残っています。

その後も香港01は、2022年、2023年、2024年、2026年のStreet Viewを並べて紹介しています。
かつて真っ白だった顔は、年月とともに木の根や周囲の色に溶け込み、まるで木の内側から顔が浮かび上がってきたような姿へと変わっていったとみられます。

木が、顔を飲み込んでいく。
あるいは、顔が少しずつ木になっていく――。

では、今のStreet Viewではどう見えるのでしょうか。
2026年1月の画像を開いてみると、木の周りには葉や枝が大きく茂っていました。
この視点からは、あの顔をはっきりと見ることはできません。
顔そのものがなくなったのか、それとも茂みの奥に隠れているだけなのか。それは分かりません。

そして、分からないことはまだ残っています。

誰が、この顔を置いたのか。
何のために。
そして、正確にはいつ――。

その答えは、まだ見つかっていません。
過去のStreet Viewが教えてくれるのは、2016年12月にはなかったこと、そして2019年6月にはそこにあったこと。今のところ、それだけです。

出典・参考資料を見る
  • 香港01(現地写真・過去Street Viewの比較)

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三鷹の「ハト人間」――ストリートビューの怪異は作れる?

東京・三鷹駅近くの玉川上水緑道。
かつてここをGoogle Street Viewで進んでいくと、道の両側に奇妙な集団が現れました。

服装は、ごくふつう。
けれど――全員の頭が、ハトなのです。

その数、7人。
歩道の左右に分かれて並び、そろってカメラのほうをじっと見つめています。
その間をすり抜けて、振り返ってみる。
それでもやはり、全員がこちらを向いている――。

2013年、この異様な光景はネットで一気に広まり、海外でも話題になりました。

三鷹のハト人間を参考に制作した再現イメージ
三鷹の「ハト人間」を参考に制作した再現イメージ。実際の画像は、下のStreet Viewで確認できます。
実際のハト人間をStreet Viewで見てみる

※現在のStreet Viewでは、ハト人間の一部にぼかしが入っています。

2013年に話題になった「ハト人間」が映るStreet View。画面を動かしたりズームして周囲を確認できます。

さて、この「ハト人間」の正体は何だったのでしょうか。

答えは、Webメディア「デイリーポータルZ」のライターたちでした。

同サイトの説明によると、ライター仲間で集まっていたところへ、Street Viewの撮影車が偶然やってきたのだそうです。
前々から「Street Viewに写ってみたい」と思っていた一行は、ハトのマスクをかぶり、カメラの前に立ちました。

しかもこのマスク、Street Viewのために用意したものではありません。
撮影より前の2013年2月26日、林雄司さんが「ハトになりました」という記事を公開していて、そこにはアメリカの通販サイトで買ったハトマスクがすでに登場しています。

つまり、この画像は合成でも加工でもありません。
7人は本当にその場所に立っていて、Googleのカメラがそれを実際に撮影した。
ただ、そこに映った“怪異”は、人間がつくり出した光景だったのです。

Street Viewの怪異は、ときに人の手で“作れてしまう”。
ハト人間は、そのことを鮮やかに見せてくれた一枚です。

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Google Earthの南極とモザイクの謎――なぜ「見えない場所」は怖くなる?

✓ 南極やモザイクは“隠された場所”に見えやすい

✓ 画像の粗さやぼかしには技術的・制度的な理由もある

✓ 見えないこと自体が噂を生みやすい

Google Earthの南極とモザイクの謎を表したイメージ

Google Earthを眺めていると、ときどき妙な場所に出くわします。
そこだけ画像が粗い。白く抜け落ちている。モザイクがかかったように見える。

ここでは南極を中心に、なぜ「見えない場所」がこれほど不気味に感じられるのか、画像の仕組みと噂の広がり方から探っていきましょう。

Google Earthの南極には何がある?――奇妙な画像と「隠された場所」の噂

地球の最果て、南極。
Google Earthでこの白い大陸をたどっていくと、そこだけ画像が粗い、四角く切り替わる、白く抜けたように見える――そんな場所が点在しています。

2024年には、南極の座標「-70.1541016, 87.7624935」がRedditに投稿され、「ここは削除されたのか、それとも画像がないだけ?」と疑問の声が上がりました。

Google Earthの南極で画像境界が円形・帯状に見える例の再現イメージ
Google Earth上で南極の画像境界が円形・帯状に見える例を参考にした再現イメージ

氷の大地に走る、不自然な境界線。
そうなると、どうしても浮かんでくるのが「何かを隠しているのでは?」という疑いです。

けれど、Google Earthの画像は一枚の写真とは限りません。
Googleの公式ヘルプによると、異なる時期に撮影された複数の衛星画像や航空写真を組み合わせて表示している場合があります。
南極画像の代表例「LIMA」も、1000枚を超える衛星画像をつなぎ合わせたモザイクです。
さらに、Landsatでは撮影できなかった南極点の周辺は、別の衛星のデータで補われています。

つまりGoogle Earthには、たしかに「隠されているように見える場所」があります。
でも、見えにくいことが、そのまま「意図的に隠している」ことを意味するわけではありません。

何があるのか、確かめようがない。
その“空白”こそが、南極に新しい噂を生み続けているのです。

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Googleマップで家がモザイクになるのはなぜ?――「やばい家」とは限らない

Street Viewで街を歩いていると、ときどき一軒の家だけが、大きくぼかされていることがあります。
隣の家も、向かいの家も、ふつうに見えている。
なのに、その家だけがモザイクの向こう側。

「事件があった家?」「何か見せられない理由がある?」――つい、そんな想像がよぎります。

けれど実際には、次のような理由でぼかされている場合があります。

住人によるプライバシー申請
以前の住人による申請
地域ごとのプライバシー対応
ぼかし範囲のズレや処理上の事情
Googleでは、家の持ち主や借りている人が自宅のぼかしを申請でき、一度ぼかしがかかると元には戻せません。
そのため、今の住人ではなく、ずっと前に住んでいた誰かが申請したぼかしが、そのまま残っていることも考えられます。

ドイツでは、Street Viewの公開前に24万件を超える世帯が住宅のぼかしを申請しました。
Google自身も、これほど大規模な処理では間違いが起こり得ると説明していました。

その家だけが見えないからといって、そこに“いわく”があるとは限らないのです。

それでも、一軒だけのモザイクを見つけると、どうしても目が離せなくなる。
白く抜け落ちた南極の一角も、不自然に粗い画像の境目も同じです。
頭に浮かぶのは、いつも同じ問い――「なぜ、ここだけ?」。

海外のGoogle Earth系の掲示板でも、ぼやけた場所や画像の欠落が見つかるたびに、「何を隠している?」という反応が繰り返されてきました。
過去画像や周囲を確かめれば、解像度の低い画像や、画像同士の継ぎ目で説明がつく例もあるにもかかわらず、です。

ここでヒントになるのが、行動経済学者のジョージ・ローウェンスタインが1994年の論文で示した「情報ギャップ」という考え方です。
人は、「ここまでは分かるのに、その先だけが分からない」という空白を前にすると、どうしても続きを知りたくなってしまいます。

秘密があるから、見えないのではない。
見えないから、そこに秘密を想像してしまう。

Googleマップの怪異には、そんな“空白から始まる怖さ”が潜んでいるのかもしれません。

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ストリートビューの怪異は本物?――消える画像・パレイドリアと撮影の仕組み

✓ 360度画像は縫い合わせで歪みが起こる

✓ 画像の更新は「消えた怪異」の噂を生みやすい

✓ 人は模様や影を顔として見やすい

ストリートビューの画像処理や怪異を検証するイメージ

ここまで見てきた怪異の中には、画像処理や撮影の方法、そして人間の“見え方”が関わっているものもありました。
ここからは少し視点を変えて、Street Viewの360度画像がどう作られるのか、なぜ画像が歪んだり、顔に見えたりするのかを、仕組みの側からのぞいてみましょう。

ストリートビューの画像はどうやって作られる?――360度画像の仕組み

Street Viewを歩いていると、ときどき説明のつかないものに出くわします。

同じ人間が、二人いる。
車が、ありえないほど長く伸びている。
人の体が、途中からふっと消えている。

海外のGoogle Maps系掲示板にも、こうした画像は繰り返し投稿されてきました。
実際に、同じ服装・同じ持ち物の男性が二人並んで見える画像や、ピックアップトラックが異様に引き伸ばされたように見える例もあります。

ドッペルゲンガーか、それとも――。
その原因の一つが、「スティッチング(画像の縫い合わせ)」です。

Street Viewの360度画像は、周囲を撮影した複数の画像をつなぎ合わせて作られています。
ふだんは継ぎ目が目立たないよう処理されていますが、撮影中に人や車が動いたり、カメラのすぐ近くに物があったりすると、隣り合う画像の位置やタイミングがうまく噛み合わないことがあります。

その結果、一人しかいないはずの人が二人に増えたり、車体が伸びたり、体の一部が欠けたりしてしまうのです。

そして、Street Viewの画像には、もう一つ厄介な性質があります。
画像そのものが、ある日「入れ替わる」ことです。

Street Viewは再撮影によって更新され、場所によっては過去の画像も見られます。
ただ、古い画像がすべて残り続けるわけではありません。
公開停止、プライバシー対応、画像の差し替え、表示の不具合――さまざまな理由で、以前は見えていたものが確認できなくなることがあります。

大阪の「異界への入口」も、話題になった直後に問題の画像が見られなくなりました。
すると今度は、「なぜ消した?」「見せられない理由があったのでは?」という声が上がり始めます。

怪異が消えたことで、かえって謎が深まっていく。
Street Viewでは、そうして“二度目の怪談”が始まることもあるのです。

出典・参考資料を見る

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なぜ人影や顔に見える?――パレイドリアと「心霊写真」

Street Viewでは、木の影や壁の模様が、人の顔のように見えることがあります。

木や影が人の顔に見えるパレイドリアのイメージ
パレイドリアのイメージ

本当は顔ではないものを、顔として認識してしまう。この現象を「パレイドリア」と呼びます。
2009年に発表された研究では、顔らしく見える物体を目にしたとき、脳の顔を処理する領域が、わずか0.17秒ほどで本物の顔に近い反応を示すことが報告されています。
壁のしみや木の影に“誰か”を見てしまうのは、いわば脳のクセなのです。

ただし、「顔に見える=すべて錯覚」というわけでもありません。
この記事で紹介した香港の「木に浮かぶ顔」は、ただの木の模様ではなく、人の顔をかたどったものが根の間にあると報じられていました。

だからこそ、一枚だけで決めつけず、確かめていくことが大切です。

別の角度からは、どう見える?
過去の画像にも、映っている?
本当に、そこに“何か”がある?
心霊写真のように見えた一枚も、視点を変えていくことで、その正体に近づけることがあります。

出典・参考資料を見る
  • Hadjikhani et al.(2009)顔に似た物体に対する初期脳活動の研究DOI:10.1097/WNR.0b013e328325a8e1

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結局、ストリートビューに怪異は映るのか?――スペインの空に残った“答えのない一枚”

ここまで見てきたように、Street Viewの奇妙な画像には、画像処理や錯覚、人の手による演出など、現実的な説明がつくものがあります。
けれど、すべての正体が分かっているわけではありません。

最後に、今も答えの出ていない一枚を開いてみましょう。

前半の歴史にも登場した「Google Sightseeing」。
衛星画像の奇妙な場所を集めていたこのサイトは、Street Viewの時代になっても“変なもの”を集め続けていました。

2011年5月27日。
そのGoogle Sightseeingに、ある記事が掲載されます。
タイトルは「Alien Spaceship Actually Found on Google Street View?」。
――Street Viewで、本物の宇宙船が見つかった?

きっかけは、読者から届いた4枚のStreet View画像でした。

場所は、スペイン北部。カンタブリア海沿いを東西に走る高速道路「Autovía del Cantábrico」です。
記事に残された地図リンクの座標(43.544442, -7.005072)は、アストゥリアス州カストロポルのあたりを指しています。

道路の北側、浜辺のほうの空に、それは写っていました。
記事の筆者によれば、金属のような質感で、円盤のような形。
とても速く動いているように見え、虫にも飛行機にも見えない――。

では、その画像は今も見ることができるのでしょうか。
今回、当時の撮影地点付近を調べたところ、2009年9月のStreet View画像を確認できました。

2009年9月のパノラマを指定したStreet Viewです。家の上に浮かぶ謎の物体が確認できます。

▶ 2009年9月のStreet ViewをGoogleマップで開く

※2026年10月16日に過去画像を確認しました。リンク先の表示はGoogleマップ側の仕様により変わる場合があります。写っているものの正体は確認されていません。

奇妙なのは、当時の記事によると、その物体が確認できたのは連続する4枚の画像だけだったということです。

出典:Google Sightseeing(2011年5月27日)原記事

筆者は、考えられる正体をひとつずつ検討しています。

虫だとしたら?――小さな虫は、車のすぐそばにいなければカメラに写らない。しかも、何枚ものフレームに続けて写り込むとは考えにくい。

飛行機だとしたら?――周辺には、離着陸する飛行機を説明できるような空港が見当たらない。

速さは?――4枚にしか写っていないことから、物体はかなりの速さで動いていたと考えられる。地上にいた人が、気づかないほどだったのかもしれない。

結局、記事は正体を特定できないまま、読者に意見を求めて締めくくられました。

コメント欄には、さまざまな推理が書き込まれています。
アヒルだ。ブレて写った鳥だ。いや、スペイン空軍の練習機「CASA C-101」が低空を飛んでいたのでは――。
軍用機説に対しては、筆者が、飛行機なら4枚より長く写っているはずだと反論しています。

一方、同じ日にこの画像を取り上げたスペインのWebメディア「WWWhat’s New」は、見た目よりもカメラの近くを飛んでいた虫である可能性が高い、と書いています。

実際、虫がUFOに化けた例はあります。
2011年、アメリカ・フロリダ州オチョピーの湿地の上空でStreet Viewに写った“UFO”は、2018年にScienceAlertが、アゲハチョウの仲間の蝶だろうと結論づけました。

では、スペインの物体も虫だったのでしょうか。
筆者は「虫なら、これほど何枚にも写らない」と考えた。WWWhat’s Newは「虫だろう」と考えた。
同じ4枚を見ても、答えは割れたままです。
今回調べた範囲でも、Googleや公的機関による確定的な説明は見つかりませんでした。

もちろん、だからといって「UFOだった」とは言えません。
虫だったのかもしれないし、鳥だったのかもしれない。低く飛んだ飛行機だった可能性も、消えたわけではありません。
ただ、分からないものに、無理やり答えをつける必要もないはずです。

調べれば、正体が見えてくる怪異もある。
それでも最後まで、「これは何だったんだろう?」と残り続けるものもある。

浜辺の空を横切った、金属のような円盤形の何か。
4枚の画像のあと、それがどこへ消えたのかを知る人はいません。

出典・参考資料を見る

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まとめ

月夜の書斎で地図や写真を広げ、怪異を調査する考察おおかみのイメージ画像

GoogleマップやStreet Viewには、思わず立ち止まってしまうような奇妙な画像があります。
けれど、今回ひとつずつ追っていくと、その正体は同じではありませんでした。

この記事で開いた場所を、あらためて並べてみます。

事例場所・話題になった年正体今も見られる?
橋の下の白い顔米国・イサカ/2021年未解明×(2014年の画像では見つからず)
奈良のThe Backrooms奈良市/2022年不明(撮影場所も未確認)△(2026年10月16日時点では再表示できず)
異界への入口大阪市/2015年画像処理の不具合か(Googleの説明はなし)△(2015年3月の断片のみ)
百鬼夜行台湾・基隆市/2019年鷄籠中元祭のパレード×
木に浮かぶ顔香港・銅鑼湾/2026年人の顔をかたどったもの(誰が置いたかは不明)△(過去画像で確認)
ハト人間東京・三鷹/2013年デイリーポータルZのライター○(一部ぼかし)
南極の不自然な境界線南極/2024年画像の継ぎ目など(隠している根拠はなし)○
空飛ぶ円盤スペイン北部/2011年未解明○(2009年9月の画像)

画像処理によるものもあれば、祭りや仮装、人が意図して作った光景もある。
過去画像をたどることで変化が見えたものもあれば、最後まで正体を確定できなかったものも残りました。

だからこそ、Googleマップの怪異は面白いのだと思います。

一枚だけを見て「心霊だ」「作り物だ」と決めるのではなく、少し先へ進む。別の角度を見る。過去の画像をたどる。広まった経緯を調べる。

そうすると、最初はただ怖かった一枚から、土地の歴史や文化、画像技術、そして新しい謎まで見えてくることがあります。

Googleマップ怪談の面白さは、怖いものを見つけることだけではなく、自分の目でその正体を追えることです。

表の「正体」の欄には、今も「未解明」が2つ残っています。

関連記事:画像が怪異へ変わっていく「Loab(ローブ)」の検証/場所の怪談を追った「ヨコザワ・プロダクション」

考察おおかみ

正体が分かる怪異もあれば、最後まで分からないものもある。ひとつ謎が解けても、その先にまた別の疑問が残る。だから結局、また地図を開いて次の怪異を探したくなるんだよな。

あわせて読みたい:ネットに残された画像の謎は、ストリートビューだけではありません。怪談「リンフォン」には、投稿者が削除したという写真と、2006年に残された謎の画像URLがあります。リンフォンの実物写真と目撃談を検証 →

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